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歴史文化ライン 東尋坊/雄島/松島観音

坂井あわらエリアの海岸線では、見事な柱状節理が織りなす絶景を見ることができます。最も有名なのが東尋坊ですが、その風景はさらに続き、雄島や越前松島でも見られます。いつしかこの絶景は、海に暮らす人々の信仰心をかきたて、独自の宗教文化を作り出しました。

史跡 吉崎御坊跡

史跡 吉崎御坊跡

北潟湖に面する「蓮如の里」吉崎御坊跡。1471年、蓮如上人は浄土真宗の新たな布教拠点としてこに道場を開き、吉崎滞在わずか4年余りの間に、庶民にもわかりやすい仏教の教えを広めました。荒地であった吉崎は急速に発展し、一帯には坊舎や多屋(門徒が参詣するための宿泊所)が立ち並び、寺内町が形成されていきました。当時の建物は今はなく、史跡として遺されているばかりですが、歴史的に重要な場所として受け継がれています。

東尋坊

東尋坊

断崖に日本海の荒波が打ち寄せる景色で知られる国指定名勝東尋坊。約1キロメートルにわたり雄壮な岩壁(輝石安山岩の柱状節理)が広がり、世界的にも極めて珍しい風景を作り出しています。初夏のまばゆいばかりに広がる青い空と日本海、秋の頃の日本海に太陽が沈み行く夕景、雪が舞う頃の荒々しい波と吹きつける寒風。どれも東尋坊と日本海の大自然が見せてくれる、四季折々の素晴らしい風景です。また、東尋坊周辺から雄島近くまで続く荒磯遊歩道は、三国ゆかりの文人たちの碑が数多く点在する文学の小道となっています。

雄島

雄島

東尋坊と隣接する雄島は、伝説と神秘に満ちた島です。約1200万年前に噴出した輝石安山岩からなるこの岩石島は、昔から神の島と崇められてきました。224mの朱塗りの橋を渡り78段の石段を上がると、ヤブニッケイやタブの樹木の中から伝説と神秘に満ちた雰囲気に出会えます。県指定の重要文化財でもある大湊神社、柱状節理の造形美、真水が湧き出る瓜割の水、方位磁石を狂わせる磁石岩。周囲2㎞、海を守護する神領雄島は、散策道も整備されています。

歴史文化ライン 東尋坊/雄島/松島観音